【F1 バーレーンGP】ハミルトンが今季3勝目、フェラーリのライコネンが2位表彰台

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中盤、ワン・ツーで走行するメルセデス勢
  • 中盤、ワン・ツーで走行するメルセデス勢
  • F1バーレーンGPスタートシーン
  • 早くも今季3勝目を挙げたハミルトン
  • セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
  • ルイス・ハミルトン(メルセデス)
  • 11位完走を果たしたアロンソ
  • レース後、パルクフェルメで握手をするハミルトンとライコネン
  • 3位に入ったニコ・ロズベルグ

2015年のF1第4戦バーレーンGPの決勝が19日、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が今季3勝目を挙げた。

今年もナイトレースとして開催されたバーレーンGP。スタートではハミルトンが1コーナーを制し、フェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンが後に続く。順位を下げてしまったニコ・ロズベルグ(メルセデス)だったが、4周目にライコネンをパスし3位へ。すぐにベッテルの背後に迫り、9周目に2位へ浮上した。

メルセデスとフェラーリによる上位争いが白熱する展開。その中でハミルトンが着実に後続との差を広げ始める。当初は1秒ほどしかなかった差を1回目のピットストップを終えた中盤以降でリードを増やしていき32周目には5.6秒差に広げた。

各ドライバーが2回目のピットストップを終えると2位争いが白熱。ピット作業で逆転したベッテルだったが、35周目の最終コーナーでミス。ロズベルグが再び2番手の座を取り戻す。その際にベッテルはフロントウイングを損傷した模様で緊急ピットイン。5番手に順位を落としてしまう。

このまま今回もメルセデスのワン・ツーフィニッシュかと思われたが、終盤にもう1台のフェラーリを操るライコネンが追い上げをみせた。他車とは異なり最終スティントに新品のソフトタイヤを履く戦略。これで一気にペースを上げてロズベルグに接近。残り2周のターン1でミスしたのを見逃さず2位へ浮上。その後もハミルトンを猛追したが、さすがに周回数が足りずそのままチェッカー。ハミルトンが今季3勝目、通算36勝目を挙げた。2位のライコネンは今季初表彰台、3位にロズベルグが続いた。

マクラーレン・ホンダはジェンソン・バトンが週末から続いているトラブルが解消せず、決勝への出走は取りやめに。一方、14番手からスタートしたフェルナンド・アロンソは終始力強い走りで中段グループの中で走り、11位でチェッカー。ポイント獲得まであと一歩ではあったが、5月からのヨーロッパラウンドにつなげる走りをみせた。

《吉田 知弘》

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