変わらない魅力と、紳士・淑女の集まり…マロニエラン in 日光2015

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マロニエラン実行委員会が主催する、クラシックカーイベント、マロニエラン in 日光2015 26thミーティングが4月18日、日光霧降アイスアリーナ(栃木県日光市)をスタートした。

26回目を迎えるこのイベントの魅力は「変わらないこと」。宿泊場所が中禅寺湖プリンスホテルの閉鎖に伴い、現在の中禅寺金谷ホテルに変わったが、それ以外の変更はほとんどない。つまり、何年か出られず、久しぶりにエントリーしたとしても、以前と変わらないコースや顔ぶれが迎えてくれるのだ。その雰囲気と安心感こそがマロニエランin日光の魅力だ。

もうひとつ大事なことは、少しいいホテルにゆっくりと宿泊し、仲間たちと語らいながら、美味しい食事を楽しむということがある。これも初回から変わらないコンセプトで、そのためか、他のイベントよりも奥様との参加が多いことも特徴となっている。

さて、このイベントの参加資格は1975年までに生産された車輛及び主催者が特に認めた車輛で、今年は40台が参加。快調に日光霧降アイスアリーナをスタートし、宿泊地である中禅寺金谷ホテルにゴールした。

「快調に」と書いたが、クラシックカーイベントに訪れると、意外と調子の悪いクルマが多いことに気付く。理由はそれぞれあるだろうが、少し残念な気持ちになることも事実だ。しかし、このイベントはいずれのクルマも気持ち良くエンジンが吹け上がり、クルマを出来るだけ完調に仕上げた、コンディションの良いクルマが多く参加していた。

初日の18日は、朝9時から日光霧降アイスアリーナでジムカーナをこなした後、大笹牧場を往復して昼食。その後、日光いろは坂を超えて中禅寺金谷ホテルにゴールした。約87kmのコースわきには、まだ雪が残っていたりしたが、参加者は高原の気持ち良いワインディングロードを楽しんでいた。

翌19日は宿泊地の中禅寺金谷ホテルの駐車場で恒例のコンクール・デレガンスを開催し、お昼過ぎに終了する予定だ。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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