広島空港、4日ぶりに運航を再開…条件付で暫定運用

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国土交通省は、広島空港の滑走路の暫定運用を4月17日から開始した。

アシアナ航空機の広島空港での事故で、4月14日から滑走路を閉鎖していたが、16日までに滑走路上の散乱物の清掃作業を完了し、17日朝から空港運用を再開した。

ただ、損傷を受けた無線施設や航空灯火の修復には時間を要するほか、現在事故機が依然として滑走路の脇に残置している。このため、安全を確保するため国際基準に基づき離着陸のための気象条件を厳しくする制限が必要となる。

運用制限では、内側転移表面が確保される場合のみ条件付で滑走路運用を認める。条件は、地上視程が5000メートル以上で、雲の高さが300メートル以上の有視界気象状態であること。VOR、RNAV運航は可能だが、施設が損傷しているため、ILS運航が不可となる。

今後、事故機の移動は、準備が整い次第できるだけ早い時期に、エプロンなどへ移動する予定。

《レスポンス編集部》

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