セブン銀行は、災害時に顧客の生活を支援する「新移動ATM車両」を導入したと発表した。
東日本大震災の発生後、セブン銀行では、ATMの営業再開に時間がかかる地域へ、ATMサービスを提供する移動ATM車両を3台派遣、被災者の生活を支援してきた。
今回、移動ATM利用者から寄せられた意見を反映させ、移動ATM車両を使いやすく、場所を選ばずサービス提供できるよう新移動ATM車両を開発した。
新移動ATM車両は、新機能「ATMスライドシステム」によってATM車両の外に設置できる。また、ATM専用バッテリーと発電機を装備しており、電源がなくてもサービスを提供できる。
新移動ATM車両は、3月14日から18日までの5日間、仙台市で開催される「第3回国連防災世界会議」で実際にATMサービスを提供する。