米国の自動車大手、フォードモーターは3月6日、米国オハイオ州クリーブランド工場において、新型「エコブースト」エンジンの生産を開始した。
エコブーストは、フォードモーターの新世代環境エンジン。直噴ガソリンエンジンをターボで過給。ダウンサイジングしながら、ターボでパワーを稼ぎ、パフォーマンスと燃費を両立させているのが特徴。
そのエコブーストの最新版が、排気量2.3リットルと2.0リットルの直列4気筒ガソリンのツインスクロールターボ。2.3リットルは新型フォード『マスタング』、改良新型フォード『エクスプローラー』、リンカーン『MKC』などに搭載。2.0リットルは、新型フォード『エッジ』が積む。
3月6日、米国オハイオ州クリーブランド工場では、新型エコブーストエンジンの生産を開始。フォードモーターが米国でこれらのエンジンを組み立てるのは、今回が初めて。
フォードモーターの北米生産担当、ブルース・ヘテル副社長は、「現在、400万台以上のエコブースト搭載車が、世界中の道路を走行している。クリーブランド工場の勤勉な従業員が、最も進んだ2機種のエコブーストを、誇りを持って生産する」と述べている。