マツダの中国現地法人は3月3日、2月の中国における新車販売の結果を公表した。総販売台数は1万5991台。前年同月比は62.4%増と大きく伸び、4か月ぶりに前年実績を上回った。
2月実績では、2014年5月下旬に投入した新型『アテンザ』と新型『アクセラ』に、『CX-5』を加えたSKYACTIV搭載3車が、引き続き好調。
マツダの中国合弁には、第一汽車との合弁の一汽マツダと、長安汽車との合弁の長安マツダの2社がある。2月実績は、一汽マツダが前年同月比2.2%増の5337台と、回復。長安マツダは130.2%増の1万0654台。合弁2社では、長安マツダの好調ぶりが際立つ。
マツダの2014年の中国新車販売は、21万1013台。前年比は13%増と、4年ぶりに前年実績を上回った。2015年1‐2月は、前年同期比7.7%増の4万0529台。
マツダの渡辺宣彦 中国事業本部長は、「1‐2月は過去最高実績と、2015年は最高のスタートを切った」と述べている。