【ジュネーブモーターショー15】メルセデス-AMG GT にレーサー「GT3」…市販車と異なる6.2リットルV8搭載

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メルセデス-AMG GT3(ジュネーブモーターショー15)
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  • メルセデス-AMG GT3

ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツは3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、『メルセデス-AMG GT3』を初公開した。

メルセデス-AMG GT3は2014年秋、パリモーターショー14でワールドプレミアされた新型スポーツカー、『メルセデス-AMG GT』のレーシングカー。FIA(国際自動車連盟)のGT3規格を満たすレース専用車となる。

エクステリアは、市販版のメルセデス-AMG GTとは異なる縦基調の専用フロントグリルを採用。これは、メルセデスベンツの伝説のスポーツカーで、「ガルウイング」で知られる『300SL』が1954年に登場する前、レースで活躍したプロトタイプマシンを思わせる。

また、メルセデス-AMG GT3では、ボディをワイド化。リアには、エアロダイナミクス性能を高める大型ウイングとディフューザーを装着。多くのパーツがカーボンファイバー製で、軽量化も果たす。

エンジンは、市販版のメルセデス-AMG GTとは異なる。メルセデスベンツの現行GT3レーサー、『SLS AMG GT3』譲りの6.2リットルV型8気筒ガソリン自然吸気エンジンを選択した。このエンジンは、世界のモータースポーツシーンで性能や耐久性は実証済み。トランスミッションは、6速シーケンシャルを採用している。

《森脇稔》

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