【ジュネーブモーターショー15】セアト、コンセプトカー「20V20」発表…初のSUVを示唆

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セアト 20V20
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フォルクスワーゲングループに属し、スペインに本拠を置くセアトは3月2日夜(日本時間3月3日未明)、スイスで開催されたジュネーブモーターショー15のプレビューイベントにおいて、コンセプトカーの『20V20』を初公開した。

車名の20V20とは、「Vision 2020」を意味。セアト初のSUVとして、近い将来、市販化を計画する新型車を示唆したコンセプトカーになる。

セアト20V20は、スポーティな4ドアクーペと、上品なSUVを融合した1台。フロントマスクなどには、セアトの新しいデザイン言語が導入された。ヘッドライトはLED。足元は、20インチのアルミホイールで引き締められた。

インテリアは、小型ボディでありながら、広いスペースと高い品質を追求。乗員5名が快適に過ごせる空間を持つ。最新のドライバー支援システムを採用し、安全性も高めた。

パワートレインの詳細は、公表されていない。ガソリンターボの「TSI」、ターボディーゼルの「TDI」をはじめ、プラグインハイブリッド(PHV)への対応も可能。トランスミッションはDSGで、電子制御4WDを組み合わせている。

《森脇稔》

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