ホンダは2月18日、欧州向け新型『HR-V』(日本名:『ヴェゼル』)の市販モデルの概要を明らかにした。実車は3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー15で初公開される。
ホンダは2014年秋、パリモーターショー14に、欧州向け新型HR-Vのプロトタイプ車を出品。それから半年を経て、ジュネーブモーターショー15では、市販モデルがデビューを果たす。
新型HR-Vは、日本で2013年12月に発売されたヴェゼルの海外での車名。すでにヴェゼルは、米国仕様がHR-Vを名乗ることが決定しており、欧州でもHR-Vの名前が使われる。
欧州仕様のエンジンは、直噴1.5リットル直列4気筒ガソリン「i-VTEC」(最大出力130ps)に加えて、現地で人気の高いディーゼルを設定。このディーゼルは、1.6リットル直列4気筒ターボディーゼル「i-DTEC」。最大出力は120psを引き出す。両エンジンともに、ホンダの「アース・ドリームス・テクノロジー」を採用。
トランスミッションは6速MTとCVT。欧州での発売時期は、2015年夏を予定している。