南海電気鉄道は2月16日、訪日外国人旅行者向けのイメージキャラクター「関空戦士 ラピートルジャー(rapi:tldier)」のイメージを発表した。2月25日からタイ・バンコクで開催されるイベントに「出動」する。
南海電鉄が難波~関西空港間で運行している空港アクセス特急『ラピート』を模したキャラクターで、顔の部分は『ラピート』で運用されている50000系電車の先頭部をデザイン。側面の前照灯も実物と同様、光るようになっているという。
マントは座席シートと同じ柄を採用。ベルトは駅員や乗務員のネクタイをイメージし、バックルは南海のコーポレートマークを模している。側面の車輪は「ホイールカッター」と名付け、「手裏剣のような武器」になるという。
「ラピートルジャー」は2月25日から3月1日まで、タイ・バンコクで開催される旅行フェアでデビューする予定。その後も訪日外国人旅行者を対象にした国内外のイベントに「出動」し、『ラピート』の利用を呼びかける。また、3月26日から2016年3月31日まで、50000系1編成(50004号編成)の車体に「ラピートルジャー」のステッカーを掲出する予定だ。
このほか、南海は動画共有サイト「YouTube」で「ラピートルジャー」の動画を公開した。それによると「世界中からの観光客でにぎわう大阪ミナミを足がかりに世界征服をたくらむ怪人ゴキブラー」の動きを察知した「大阪秘密警察(OSP)」が、対怪人用サイボーグとして「ラピートルジャー」を開発したことになっている。動画は日本語版のほか英語版も公開している。
(南海がYouTubeで公開した動画「第1話 ラピートルジャー誕生!」の日本語版)