関東鉄道は3月14日、常総線と竜ヶ崎線のダイヤ改正を実施する。接続時間の調整を行うほか、運行間隔の平準化(パターンダイヤ)を拡大する。
常総線の取手~守谷間では、取手発の下り列車のみ15分間隔のパターンダイヤを実施しているが、改正後は上下ともパターンダイヤを実施する。新たにパターンダイヤを導入するのは、平日の守谷発上り9時18分~14時33分と、土曜・休日の守谷発上り10時18分~13時48分。
既にパターンダイヤを導入している取手発の下り列車は、平日に限り実施時間帯を拡大して9時30分~17時00分にする。土曜・休日の下り列車のパターンダイヤは、現在と同じ9時30分~16時15分に実施する。
このほか、日中に取手~下館間を直通する列車を増やす。直通本数は下りが現在より1本多い4本、上りも1本多い2本となり、これにより最大3分の短縮が図られる。また、取手7時18分発の品川行き常磐線快速列車への接続を図るなど、JRの上野東京ラインやつくばエクスプレス線との接続の調整を行う。
竜ヶ崎線でも上野東京ラインなどとの接続調整を実施。朝と夜は一部の列車のみ特急『ときわ』との接続を図る。また、利用者が多い18時台は増発し、現在の上下4本より2本多い上下6本に増強。その一方、利用者の少ない20時台は2本減らして上下4本にする。