近鉄、吉野特急50周年の記念キャンペーン…3月14日から

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運行開始50周年を迎える吉野特急。3月から5月にかけて記念キャンペーンが行われる。
  • 運行開始50周年を迎える吉野特急。3月から5月にかけて記念キャンペーンが行われる。
  • 1990年から吉野特急に投入された「さくらライナー」も今年で25周年を迎える。
  • 記念キャンペーンでは記念切符の販売などが行われる。画像は記念切符の台紙。
  • 記念キャンペーンのロゴ。吉野特急は1965年から運行を開始し、1990年には「さくらライナー」が導入された。

近畿日本鉄道(近鉄)は2月12日、吉野特急の運転開始50周年と「さくらライナー」の運転開始25周年の記念キャンペーンを実施すると発表した。

近鉄は1965年、南大阪線・吉野線の大阪阿部野橋~吉野間を結ぶ特急列車(吉野特急)の運行を開始。1990年には吉野特急25周年を機に流線型タイプの26000系電車が導入され、「さくらライナー」の愛称が付けられた。今年は3月15日に「さくらライナー」運行開始25周年、3月18日に吉野特急運行開始50周年を迎える。

キャンペーン期間は3月14日から5月31日まで。スタンプラリー(3月14日~5月6日)や記念切符の販売、フォトコンテスト(募集期間は3月15日~4月30日)などが行われる。また、3月15日は9時25分から、祝賀列車の出発式が大阪阿部野橋駅で行われる。

このほか、記念ツアーも3月15日に行われる。近鉄橿原線沿線の奈良県大和郡山市出身で、鉄道マニアとしても知られるホリプロ所属の芸能マネジャー・南田祐介さんと、近鉄の名物広報マン・福原稔浩さんが同行。往路は「さくらライナー」の特急列車に乗車して大阪阿部野橋駅から吉野駅に向かい、復路は16600系電車使用の貸切臨時特急で戻る。

車内で南田さんと福原さんによるトークショーなどが行われるほか、復路は六田駅の入替線(六田3号線)や古市車庫線も通る。旅行代金は大人4500円・子供3430円。近鉄各駅の営業所で申込みを受け付ける。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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