日産自動車の米国法人、北米日産は2月12日、米国で開幕したシカゴモーターショー15において、『370Z』(日本名:『フェアレディZ』)の「NISMO ロードスター コンセプト」を初公開した。
同車は、『フェアレディZ ロードスター』のNISMOバージョンを示唆したコンセプトカー。すでに、日本市場向けの生産終了が発表されたフェアレディZ ロードスターだが、オープンカーの主力市場、米国では継続設定されている。
現行フェアレディZのNISMO仕様は、クーペボディに続くもの。フェアレディZ ロードスターのNISMO仕様は、現時点ではコンセプトカーとして披露された。
内外装は、クーペボディの2015年型NISMO仕様に準じる。空力性能を追求したエアロパーツを採用。赤いリップスポイラーが特徴のバンパーや、LEDデイタイムランニングライトを装備した。カーボンファイバー製のリアスポイラーは、ロードスター専用デザイン。室内には、レカロ製のバケットシートを装着する。
3.7リットルV型6気筒ガソリンエンジンは、最大出力を350hpへパワーアップ。足回りは、サスペンションやブレーキなどを強化している。