中央銀行バンク・ネガラ・マレーシア(BNM)は12日、2014年通年の国内総生産(GDP)が6.0%の成長となったと発表した。2013年通年の4.7%成長を上回った。
サービス業は6.3%、製造業は6.2%、建設業は11.6%、鉱業は3.1%、農業は2.6%と、全セクターがプラス成長となった。
民間消費は7.1%、民間投資は11.0%とそれぞれ成長したが、公共投資は4.9%のマイナスとなった。輸出は5.1%の成長。
2014年第4四半期(10-12月)のGDP成長率は前年同期比5.8%と、大方のエコノミストの予想を上回る高い数字となった。国内需要が経済成長の牽引役となった。