【ホンダ ジェイド 発表】3列目に天窓「3列目だけ特別な空間に」

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ホンダが2月13日に発売する乗用ミニバンタイプの新型ハイブリッド『ジェイド』の3列シート部分には、天窓が装備されている。

デザインを手がけた本田技術研究所四輪R&Dセンターデザイン室の中山良研究員は「ストリームや先代のオデッセイの3列目シートはどうしても暗い穴倉になりがちだった」と指摘する。

その上で「例えば東京から名古屋までこの3列目に座って乗っていくということはまずないけど、横浜とかディズニーランドまで乗っていくケースはあるかと思う。それでもその穴倉の中に自分の大切な家族を乗せて行くのかということ考えた時に、僕はそれが嫌だった。3列目はハズレの席ではなく、3列目だけ特別な空間になって欲しかった。それで天窓を付けた」と語る。

またジェイドはリアに向かってルーフラインが下がっているエクステリアデザインが特徴のひとつになっているが、「一番初めの構想図の段階から、ここまで下げたいということで決めていた」と中山氏は明かす。

しかし、「その部分をライニングで処理すると3列目の頭上空間が押されて人が乗れなくなってしまう。では、どうやったらそこまで下げられるか。『TT』や『CR-Z』のようにリアをガラスにすることで空間を広く獲る手法があるので、それをミニバンの3列目にも応用してもいいのではないか、その方が特別になるのではないかということで天窓を採用した」という。

さらに「もちろんリアゲートを閉める時の圧迫感は確かにあるが、暗がりのまま乗っていくのは嫌だ。むしろこの天窓をひとつのキャラクターとして持っていた方がお客様にとってプラスになると考えた。またこのガラスはロールケージになっていて頭部保護も入っている。これは特許もとっている」とも話していた。

《小松哲也》

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