IRいしかわ鉄道は3月14日から、「IRいしかわ一日フリーきっぷ」と「金沢駅連絡きっぷ」を発売する。
IRいしかわ鉄道は石川県などが出資する第三セクター。北陸新幹線の延伸開業(3月14日)にあわせ、JR西日本から北陸本線金沢(金沢市)~倶利伽羅(石川県津幡町)間17.8kmの経営を引き継ぐ。
「IRいしかわ一日フリーきっぷ」は、金沢~倶利伽羅間が自由に乗り降りできるフリー切符。土曜・休日と特定期間の1日に限り利用できる。2015年度の特定期間は4月25日~5月6日と7月18日~8月31日、12月26日~2016年1月3日。発売額は大人500円・子供250円で、大人の場合は金沢~倶利伽羅間の往復運賃(720円)より220円安い。金沢・東金沢・森本・津幡各駅で発売する。
「金沢駅連絡きっぷ」は、東金沢・森本・津幡各駅の窓口で北陸新幹線や『サンダーバード』などJRの特急券・乗車券を購入する場合に限り、金沢駅までの往復切符を片道分の金額で発売するもの。たとえば津幡~金沢間の往復切符(大人)は通常540円だが、JRの特急券・乗車券も購入する場合は270円で発売される。有効期間は7日間。
このほか、3月14日の開業を記念した入場券セットも発売される。IRいしかわ鉄道線内にある全5駅の大人用硬券入場券と記念台紙をセットにしたもので、発売額は1セット780円になる。
いずれの切符も3月14日から発売を開始するが、開業記念の入場券セットは3月14日から1週間程度の期間のみ発売される予定だ。