【JAL 整備の現場】意外と静かで淡々と…モノレールが走るエンジン整備センター[フォトレポート]

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モノレールが頭上を走るJALエンジニアリングのエンジン整備センター
  • モノレールが頭上を走るJALエンジニアリングのエンジン整備センター
  • 約90日間かけて分解・整備されるB767用CF6(GE製ターボファンエンジン)
  • JALエンジニアリングのエンジン整備センターで試運転中のエンジン
  • 成田空港をタキシングするJAL機(ボーイング777)
  • 約90日間かけて分解・整備されるB767用CF6(GE製ターボファンエンジン)
  • JALエンジニアリングのエンジン整備センターで試運転中のエンジン
  • JALエンジニアリングのエンジン整備センターで試運転中のエンジンを見つめるスタッフたち
  • 千葉上空を行くJAL機(ボーイング777)

旅客機のエンジンを整備する工場というと、油や排気ガスの臭いに金属を叩く音といったイメージだが、成田空港に隣接するJALエンジニアリングのエンジン整備センターで受けた最初の印象は意外にも「静かで清潔」だ。

JALグループの機材のほか、防衛省(政府専用機、KC767空中給油機、C-2大型輸送機、E-767早期警戒管制機)、全日空(ANA)、TEXLなど、他社からの受託整備作業も行う同社は、「エンジン構成部品を単体まで分解し、エンジンブレード1枚、ボルト1本まで検査し、修理・組立・試運転まで実施する」という。

「ENGINE TEST CELL AREA」と記されたエンジン試運転場も、稼動していないときは怖いほどに静か。「例えば、B767のCF6(GE製ターボファンエンジン)の場合、約90日間かけてエンジンの分解・整備を行なう。試運転は2日間かけて実施する」と担当者は話していた。

ゴミひとつ落ちていない床から天井へと視線を移すと、モノレールが各部門を結んでいるのが見えた。このモノレールを使ってエンジンなどを空中搬送するという。

《レスポンス編集部》

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