富士重工業が発表した2014年(1-12月)の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年比9.9%増の88万8812台となり、3年連続で過去最高を記録した。
国内生産は、北米市場での好調な販売や、レヴォーグ、レガシィなどの新型車が堅調だったことで、同8.8%増の69万5790台で3年連続プラス。海外生産も新型レガシィ、アウトバックの販売が好調で、同14.1%増の19万3022台で2年ぶりのプラス。いずれも過去最高の記録となった。
国内販売は同6.2%減の16万9553台で、3年ぶりのマイナス。登録車はレヴォーグ、WRXシリーズなどの新型車効果により、同0.5%増の12万6562台と3年連続で前年を上回ったが、軽自動車は同21.6%減の4万2991台で、8年連続のマイナスとなった。
輸出は同15.0%増の54万1586台と、3年連続で過去最高を記録。北米や中国などでフォレスターの販売が好調に推移したことに加え、各市場で新型WRXシリーズが順調に推移した。