国立天文台は、フィンレー彗星が1月16日、再びバーストをおこし、予想を超える7等の明るさにまで増光したと明らかにしたことを石垣島天文台のサイトで明らかにした。
フィンレー彗星は、近日点通過を前にした12月19日にアウトバーストをおこし、8.8等まで明るくなった。その後は、予想された10等台にまで暗くなったが、1月16日に再び7等にまで急激に明るさを増し、2度目の大きなバーストを起こした模様。
石垣島天文台では、大きなバーストが続いたため、今後、分裂核の破片が見られる可能性もあり、引き続きむりかぶし望遠鏡を使って観測を続けるとしている。