トヨタ自動車は、米国で開幕したデトロイトモーターショー15において、バーチャルリアリティ空間で、運転時の集中力をチェックできる「3Dドライビングシミュレーター」を公開した。
トヨタは米国で、運転経験の浅い10代のドライバーやその両親を主な対象に、「Teen Drive 365」という安全プログラムを展開。今回その一環として、3Dドライビングシミュレーターを体験できるよう、同モーターショーにて公開した。
3Dドライビングシミュレーターは、ヘッドセット内のモニターに運転中の映像が映し出され、頭の動きに合わせて視点が変化する。助手席や後部座席など360度を見回すことができるほか、アクセルやブレーキ、ハンドル操作に応じ、絶えず風景が変わり、臨場感あふれる運転体験ができるという。
シミュレーション中には、同乗者から話しかけられたり、携帯電話にメールがきたり、様々な誘惑も。バーチャルリアリティ空間で、運転時の集中力を安全にチェックできる。