ホンダは1月19日、埼玉製作所寄居完成車工場とトランスミッション製造部浜松工場が「省エネルギーセンター会長賞」を受賞することが決定したと発表した。ホンダとしては初のダブル受賞となる。
この省エネ大賞は、省エネルギーセンターが1990年度より主催。国内の省エネルギー化を推進している事業者および省エネルギー性に優れた製品、またはビジネスモデルを開発した事業者を対象として表彰するもの。
表彰種別は「経済産業大臣賞」「資源エネルギー庁長官賞」「中小企業庁長官賞」「省エネルギーセンター会長賞」「審査委員会特別賞」の5つがある。
寄居完成車工場では、ホンダの最先端生産技術と高効率な生産体質の構築を行い、さまざまな省エネ施策を展開。車1台あたりの生産エネルギーを従来工場比で30%低減を実現した。また浜松工場では、自動車工場のネジ焼き戻し工程廃止による省電力化で、93%の消費電力削減に成功している。