富士重工業は1月15日、スバル『サンバー』のアクセルケーブルに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『サンバー』1車種で、2011年3月14日~12月21日に製造された計3万9886台。
アクセルケーブルにおいて、ライナー部にアルミナ粉が混入した等の原因により、インナーケーブルが早期に摩耗するものがある。そのため、インナーケーブルがほつれてライナー部に引っ掛かり、エンジン回転が下がらなくなるおそれがある。また、インナーケーブルが折損し、走行不能になるおそれがある。
同社では改善措置として、全車両、アクセルケーブルを新品と交換する。
不具合は38件発生、事故は起きていない。市場からの情報および国土交通省からの指摘により発見した。