1月4日、ダカールラリー2015は競技に突入。初日はアルゼンチンのブエノスアイレス~ヴィラ・カルロス・パス間で175km(4輪部門は途中別ルートのため170km)のスペシャルステージ(SS)が行われた。
舞台となったのはブエノスアイレスから北西に144km移動したあとのフラットな農業地帯で路面は堅いグラベル(未舗装路)。長い直線でスピードに乗る区間も多いが酷い埃に視界を奪われ追い越しは殆ど不可能というステージだった。
日野チームスガワラの日野レンジャー2台はこのリスキーなSSを落ち着いて走破。2号車 菅原照仁/杉浦博之組がトラック部門総合23位で排気量10リットル未満クラスの首位、1号車 菅原義正/若林葉子/羽村勝美組も2分差の総合30位、同クラス2位でゴールした。
その後2台は519kmの移動区間でコルドバ市近郊のヴィラ・カルロス・パスに設営された最初のビバークへ移動。午後9時の時点で未着だが車両に問題はなく、メカニックたちが到着を待っている状態だ。
5日はサン・ファンへの行程で518kmのロングSSが登場。最初の難所となりそうだ。