アウディ、投資を240億ユーロへ増額…環境技術などを開発へ

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ドイツの高級車メーカー、アウディは12月27日、2015‐2019年の向こう5年間の投資額を、当初の計画から20億ユーロ(約2940億円)増やし、240億ユーロ(約3兆5200億円)とすると発表した。

240億ユーロのうち、およそ70%にあたる170億ユーロ(約2兆4930億円)は、新型車や新技術の開発に投資。それに伴う工場や設備の改修も実施する。

新技術でアウディが重視しているのは、環境面。エンジンの効率を徹底的に追求し、燃費やCO2排出量を削減する。代替燃料技術に関しても、開発のスピードを早めていく方針。

また、170億ユーロの投資のうちの半分は、ドイツ国内の主力2工場、インゴルシュタットとネッカースウルムに対して、行われる。

アウディ取締役会のルパート・シュタートラー会長は、「先進技術分野での地位をさらに強固にすると同時に、グローバル規模で生産ネットワークを拡大していく」と述べている。

《森脇稔》

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