都心方から消える10両の8000系、東武の古参は郊外へ[写真蔵]

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船橋駅で子どもたちの乗車を待つ東武野田線8000系(6両)
  • 船橋駅で子どもたちの乗車を待つ東武野田線8000系(6両)
  • 西日が差し込む大師前駅(足立区西新井)に止まる8000系2両編成
  • 東武小泉線の篠崎駅(群馬県邑楽郡邑楽町)と東大泉駅の間を行く2両の8000系
  • 東武博物館で動態保存されている6両編成(8111)。曳舟駅付近を行く
  • クリーム色に塗られた4両編成(81111)。森林公園検修区(埼玉県比企郡滑川町)で休む
  • 8000系(81111)の車内
  • 8000系(81111)の乗務員室内
  • 8000系(81111)の乗務員室内

東武鉄道は、東上線池袋~小川町間での8000系の運行を2015年1月17日で終了させる。国鉄103系と同じく1963年に登場した8000系は、伊勢崎線の浅草側での運行終了(2010年)に続き、今回の東上線池袋側引退で、都心方から消えることになる。

712両が製造された8000系は、1980年代から内外装の更新が施され、スタイルやカラーを変えながら活躍してきたが、新車導入にあわせた廃車もすすめられている。今回の東上線池袋方からの引退は、新たな保安装置(東武型ATC)の導入によるもの。

東上線を走る10両編成の8000系は見納めとなるが、東上線小川町~寄居間、越生線、小泉線、大師線、亀戸線、野田線、宇都宮線などの各支線ではまだ現役。2~6両の短い編成で活躍中で、オレンジやクリームといった特別カラーで注目を集める車両も存在する。

《レスポンス編集部》

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