F1世界選手権を統括するFIA(国際自動車連盟)が2015年のF1エントリーリストを発表。改めて各チームのドライバーズラインナップに加えてカーナンバー等も発表された。来季は2チーム少ない9チーム18台になる見込みだが、暫定的にケータハムとマルシャの母体組織だったマノーがエントリーリストに加えられている。ただ両チームともドライバー未定で参戦もほぼ不可能な状態は変わっていない。その他はすでに各チームからの体制発表通りのドライバーが揃った。この他にも今季ランキング8位だったロータスも暫定扱いを示すマークが記されていた。F1は今年から各ドライバーが2~99のカーナンバーを登録し、シーズンの結果に関わらず継続して同じナンバーが使える。しかし今年チャンピオンに輝いた輝いたルイス・ハミルトン(メルセデス)は、王者のみに与えられるNo.1の使用権を使わず、来季も自分の持ちナンバーであるNo.44でエントリー。過去にチャンピオンが引退等により翌年不在で、No.0が登場したケースはあったが、王者自らの希望でNo.1を使用しないというケースは非常に珍しいものだ。また今季No.1をつけていたセバスチャン・ベッテルは当初予定していたNo.5を使用。2015年にデビューするドライバー達もそれぞれ登録を済ませ、マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)はNo.33、カルロス・サインツJr.(トロ・ロッソ)はNo.55、フェリペ・ナスル(ザウバー)はNo.12を選択した。2015 F1エントリーリスト(FIA発表)※( )内はパワーユニット名メルセデス(メルセデス)No.44 ルイス・ハミルトンNo.6 ニコ・ロズベルグレッドブル(ルノー)No.3 ダニエル・リチャルドNo.26 ダニール・クビアトウイリアムズ(メルセデス)No.19 フェリペ・マッサNo.77 バルテリ・ボッタスフェラーリ(フェラーリ)No.5 セバスチャン・ベッテルNo.7 キミ・ライコネンマクラーレン(ホンダ)No.14 フェルナンド・アロンソNo.20 ジェンソン・バトンフォース・インディア(メルセデス)No.27 ニコ・ヒュルケンベルグNo.11 セルジオ・ペレストロ・ロッソ(ルノー)No.33 マックス・フェルスタッペンNo.55 カルロス・サインツJr.ロータス(メルセデス)※暫定No.8 ロマン・グロージャンNo.13 パストール・マルドナードザウバー(フェラーリ)No.9 マーカス・エリクソンNo.12 フェリペ・ナスルマノー(フェラーリ)※暫定ドライバー未定ケータハム(ルノー)※暫定ドライバー未定