ルノー、2気筒ディーゼル開発中…ターボとスーパーチャージャーでW過給

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開発中の2気筒ディーゼルエンジン
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フランスの自動車大手、ルノーは12月11日、新技術発表会の「Innovations@Renault 2014」を開催し、開発中の2気筒ディーゼルエンジンを初公開した。

この2気筒ディーゼルエンジンは、排気量が730ccの2ストローク仕様。ターボとスーパーチャージャーでダブル過給されているのが特徴。

出力特性は2種類。標準版は、最大出力が48hp、最大トルクが11.4kgm。高出力版は、最大出力68hp、最大トルク14.8kgmを発生。最大トルクは、1500rpmという低回転域から引き出される。

この2気筒ディーゼルエンジンの大きさは、ルノーの主力ディーゼル、「1.5dCi」の半分。単体重量は40kg軽く、ルノーによると、小型車用のプラットホームに最適だという。

ルノーは今後、開発テストを進め、市販車への搭載を目指す方針。同社は、「4ストロークのディーゼルエンジン比で、熱効率はおよそ50%優れる」とコメントしている。

《森脇稔》

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