米国の大手自動車部品メーカー、ボルグワーナーは12月17日、ランボルギーニに『ウラカン』用のAWD部品を供給すると発表した。
ボルグワーナーは、自動車用ターボチャージャー製造の大手として知られる存在。また、排出ガスをクリーンにする技術でも、世界をリードしている。
ボルグワーナーがランボルギーニに供給するのは、ウラカン用のAWDカップリング。ボルグワーナーの5世代目AWDカップリングシステムで、ボルグワーナーによると、トラクションやスタビリティ、ハンドリング性能を引き上げる効果を発揮するという。
『ウラカン LP610-4』は、『ガヤルド』後継車として開発された新型スーパーカー。ミッドシップには、新開発の直噴5.2リットルV型10気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載。最大出力610ps/8250rpm、最大トルク57.1kgm/6500rpmを引き出す。最大出力は、ガヤルドのプラス50ps。
トランスミッションは、7速デュアルクラッチの「LDF」。駆動方式はフルタイム4WD。カーボンファイバーなどの軽量素材の導入により、車両重量は1422kgとし、0-100km加速3.2秒、最高速325km/hという世界屈指の性能を実現する。日本国内価格は、2970万円から。