東洋ゴム工業は、日産自動車がタイで生産するピックアップトラック新型『NP300ナバラ』に、東洋ゴムのマレーシア工場で生産する「オープンカントリーA25」が新車装着用タイヤに採用されたと発表した。
東洋ゴムのマレーシア工場は、2013年5月から稼働を開始した。日産向けに納入するタイヤは、タイの現地タイヤ販売子会社トーヨー・タイヤ・タイランド(TTT)を通じて納入するが、TTTから自動車メーカーへの納入、マレーシア工場製タイヤの新車装着用タイヤの採用は、ともに今回が初めて。
「NP300ナバラ」は、タイで国内市場向けに生産されるが、今後グローバルで180か国以上に輸出して販売する予定。
東洋ゴムは、東南アジア最大規模の自動車市場を持つタイを重要な戦略市場として位置づけ、年々高まるタイヤ需要に応えるため、2013年4月に現地販社TTTを設立した。市販用タイヤの販売を強化するとともに、現地自動車メーカーへの新車装着用タイヤの供給実現と拡大を進めている。

 
    

 
           
          
 
           
           
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