JALとJTBグループ、訪日外国人向けパッケージツアーを共同企画

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JAL(イメージ)
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日本航空(JAL)は、JTBグループと連携して、訪日個人観光客向け国内パッケージツアーとして、JALの国内線ネットワークを利用した商品「JALスペシャルパッケージ」を共同企画し、12月17日から販売開始した。

今回の企画でJALは、JTBグループでインバウンド(訪日)旅行専門会社JTBグローバルマーケティング&トラベル(JTBGMT)、国内旅行商品を企画・造成するJTB国内旅行企画と連携する。

訪日個人観光客は今後も増加が予想されているが、「JALスペシャルパッケージ」の販売開始により、これまでのバスや新幹線での移動では難しかった国内遠方への旅行も可能になる。

JTBGMTは、訪日個人観光客向け国内パッケージツアーとして、初めて訪日した外国人が安心して利用できる定番コースを揃えた「サンライズツアー」と、アジアから訪日外国人を中心としたリピーター向けに体験型、グルメ、ショッピングなどの素材や地方商品を中心に揃えたブランド「エクスペリエンスジャパン」を展開している。

これまで、日本国内では、バスや新幹線を利用する商品のみの設定だったが、「JALスペシャルパッケージ」を「エクスペリエンスジャパン」ブランドの商品として設定することで、120路線を超えるJALの国内線ネットワークが利用可能。

羽田空港発着の現地英語添乗員同行コースとして「JALスペシャルパッケージさっぽろ雪まつりとたっぷり小樽3日間」(5万6000円から)や、「JALスペシャルパッケージ・ベストヒット道東4日間」(7万5800円から)などを企画した。

JALとJTBグループは今後も、スピード感を持って全国各方面の商品ラインアップを拡充し、多くの訪日個人観光客を全国の各都市に呼び込むことで、地域活性化に貢献していく構え。

《レスポンス編集部》

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