マツダの中国現地法人は12月3日、11月の中国における新車販売の結果を公表した。総販売台数は2万0032台。前年同月比は2.1%減と、9か月ぶりに前年実績を下回った。
11月実績では、2014年5月下旬に投入した新型『アテンザ』と新型『アクセラ』に、『CX-5』を加えたSKYACTIV搭載3車が、引き続き好調。しかし、それ以外の車種が落ち込み、全体ではマイナスに。
マツダの中国合弁には、第一汽車との合弁の一汽マツダと、長安汽車との合弁の長安マツダの2社がある。2014年1-11月実績は、一汽マツダが前年同期比10.2%減の9万6838台。長安マツダは67.4%増の9万2373台。合弁2社では、長安マツダの好調ぶりが際立つ。
マツダの2014年1‐11月の中国新車販売は、18万9211台。前年同期比は16.1%増と、2桁の伸びを保った。
マツダの渡辺宣彦 中国事業本部長は、「SKYACTIV搭載車を中核に据え、販売増を目指す」とコメントしている。