超小型深宇宙探査機「プロキオン」、所定の軌道に投入…初期運用を開始

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超小型深宇宙探査機「PROCYON(プロキオン)」が所定の軌道に投入
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東京大学と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、超小型深宇宙探査機「PROCYON(プロキオン)」が所定の惑星間軌道に投入され、初期運用を開始したと発表した。

超小型深宇宙探査機「プロキオン」は、小惑星探査機「はやぶさ2」の相乗り小型副ペイロードとして12月3日13時22分4秒(日本時間)に種子島宇宙センターからH-IIAロケット26号機で打ち上げられた。同3日20時51分に信号を受信し、探査機が所定の惑星間軌道に投入されていることを確認、初期運用を開始した。

プロキオンは、外形寸法が630×550×550mmで、質量が約65kgの超小型探査機で、東京大学とJAXAが共同で開発した。地球から離れた深宇宙で、超小型でも電源、通信、姿勢や軌道の制御など探査機として必要な技術が機能することを実証する。

今後、深宇宙探査で様々な技術を実証するとともに、科学観測を実施する予定。

《レスポンス編集部》

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