【メルセデス S550プラグインハイブリッド ロング 発表】最上級セダンにプラグインHV、1590万円から

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11月24日、千葉・幕張でメルセデス・ベンツ日本が発表した『S 550 プラグインハイブリッド ロング 』
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メルセデス・ベンツ日本は11月25日、『S クラス』の追加モデルとなる『S550プラグインハイブリッド ロング』を発表した。新型3.0リットルV6直噴ツインターボエンジンと高出力電気モーターを組み合わせ、V8エンジン並のパワーを発揮する。価格は1590万円(税込)。

S550PHVロングのパワートレーンは、最高出力333ps(245kW)、最大トルク480Nmの新型3.0リットルV6 BlueDIRECTツインターボエンジンに、最高出力115ps(85kW)、最大トルク350Nmを発生する高出力電気モーターを組み合わせ、システム出力442ps(325kW)/650Nmを発揮。「V8エンジンレベルのパワーを実現する」と同社。

走行モードは4種類。基本となる「HYBRID」に加え、極力モーターのみで走行する「E-MODE」、バッテリーの充電レベルを維持する「E-SAVE」、回生ブレーキなどにより充電を最大化する「CHARGE」が備わる。

後席とトランクの間に設置された大容量リチウムイオンバッテリー(8.7kWh)の充電時間は、フル充電まで約4時間(AC200V電源使用時)。充電完了時間はマルチファンクションディスプレイで設定できる。「この大容量バッテリーを搭載していながら、トランク容量は365リットルと、輸入車プラグインハイブリッドモデル最高水準を確保した」という。

また、クルマの周囲を360度カバーする複合的センサーシステムを基本とした「インテリジェントドライブ」を搭載。フロントウインドウ内側のステレオマルチパーパスカメラが、最大500mの範囲で大まかな様子をモニターするほか、2つのカメラで車両前方約50mの範囲を立体的にとらえる。

ミリ波レーダーセンサーは、フロントおよびリアバンパー側面に内蔵された25GHzの短距離レーダー4個、ラジエーターグリル奥の77GHzの中・長距離レーダー1個、リアバンパー中央の25GHzマルチモードレーダー1個の合計6個で構成。

これらのセンサーから得られたデータを高度なアルゴリズムで解析することにより、先行車両、横切る車両、後方車両、対向車、歩行者などを検出し、状況を判断して、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動でアシストする「部分自動運転」を実現する。

さらに、2つの機能を持つ「インテリジェントアクセルペダル」を搭載。プレッシャポイント機能は、EV走行モード時、これ以上アクセルを踏むとエンジンも使用しなければならないというモーター走行の限界点でアクセルペダルの抵抗を増してドライバーに知らせることにより、無駄なエネルギーの消費を抑えるドライビングを実現。

ダブルパルス機能は、ディストロニック・プラス同様、レーダーで先行車両との車間距離と速度差を計測し、ドライバーが不要な加速操作を行っている場合、アクセルペダルに2回のノックパルスを発生させて知らせ、不要なアクセルワークを防ぐという。

発表会場で同社代表取締役社長・最高経営役員(CEO)の上野金太郎氏は、「今後、プラグインハイブリッドを『Cクラス』にも導入し、10モデルに展開させる予定」と話していた。

《レスポンス編集部》

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