ヤマハ発動機の柳弘之社長は11月13日に都内で記者会見し、電動アシスト自転車のPASシリーズで「2015年後半に軽さを極める新製品を投入する」との計画を明らかにした。
同日、技術発表した軽量・コンパクトな次世代ドライブユニットを搭載し、電動アシスト自転車の課題である車両の軽量化を徹底追求する。同社SPV事業部の森本実事業部長によると車両重量は「15kg未満」にする方針だ。
また、「カテゴリーはスポーティーなもの」とし、同社が2013年の東京モーターショーに出品したPASの次世代コンセプト『YPJ-01』(イプシロンプロジェクト・ゼロワン)をイメージしたモデルになるという。現在、PASシリーズでの最軽量はスポーティー車『CITY-X』の約21kgであり、新モデルはこれを大幅に下回る。