【マクラーレン P1 GTR コンセプト】クルマはオマケの一部…目玉はF1ドライバーと同じプログラムの利用

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マクラーレン P1 GTR
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  • マクラーレンP1プログラム・ディレクター兼マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ・エグゼクティブ・ディレクターのポール・マッケンジー氏

マクラーレン・オートモーティブ・アジアが公開した、マクラーレン『P1 GTR』は、『P1』を購入したユーザーにのみ購入権があり、実際に購入するとマクラーレンが主催するドライビングレッスンに参加することができる。

「P1 GTRは、このプログラムのパッケージの一部でしかない」とは、マクラーレンP1プログラム・ディレクター兼マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ・エグゼクティブ・ディレクターのポール・マッケンジー氏の弁。

「このクルマを所有するユーザーは、マクラーレンとマクラーレンが誇るテクノロジーにこれまでにない形でアクセスができるようにする。具体的にはヒューマンパフォーマンスプログラムと、シミュレーターだ」と話す。

ヒューマンパフォーマンスプログラムは、もともとF1ドライバー向けに特化して作られたプログラムだ。「サーキットで高機能、高性能のクルマを走らせることによって生じる様々な肉体面、精神面へのストレスに対して訓練を行うもので、単なるフィットネスプログラムではない」という。

「シミュレーターは、オンロードやF1のサーキット用に開発された素晴らしい装置だ」とマッケンジー氏。「これを使うことによってユーザーはP1 GTRを実際のサーキットにいるようなイメージで運転をし、そして、サーキットにおいてのドライビングに備えることが可能となる」と説明した。なお、これらは過去、ユーザーへの提供はしてきておらず、今回初の試みであるという。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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