ANAホールディングス、羽田・国際線拡張効果で増収増益…2014年9月中間決算

航空 企業動向
ANA(イメージ)
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ANAホールディングスが発表した2014年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比33.8%増の579億円と大幅増益となった。

売上高は国際線の事業規模を拡大させた航空事業が好調で同9.1%増の8548億円と増収となった。

航空事業の国際線は、羽田空港発着枠の拡大に伴い、サマーダイヤから羽田~ロンドン・パリ・ミュンヘン・ハノイ・ジャカルタ・マニラ・バンクーバーの7路線を新規開設したことなどから、旅客収入が同20.0%増の392億円となった。

国内線は、7月から普通運賃を改定したことに加え、各種割引運賃を柔軟に設定したことなどから需要を取り込み、旅客数・収入ともに前年を上回った。

収益は、航空事業が好調だったため、経常利益が同50.8%増の480億円と大幅増益となった。純利益は、全日本空輸の確定給付年金制度の一部を確定拠出年金制度に移行したことに伴って特別利益を計上したこともあって、同78.2%増の357億円だった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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