全日本トライアル最終戦が10月26日、スポーツランドSUGOで開催され、前戦までポイントスタンディングトップの小川友幸(ホンダ)は3位入賞。自身初となる、2年連続でのシリーズチャンピオンを獲得した。
全7戦で争われる2014年シーズンの全日本選手権は、この日が最終戦。小川は今季ここまで3勝を挙げ、前戦の中部大会までで、チャンピオンの座をほぼ手中にしている。最終戦で完走すればタイトル獲得という状況で決勝レースを迎えた。
最終戦、安定した走りを見せる小川は、黒山健一(ヤマハ)、野崎史高(ヤマハ)らとトップ争いを展開。しかし、優勝には一歩届かず3位に終わった。それでも小川はシリーズポイントで2位黒山に11ポイントの大差をつけ、2年連続全日本チャンピオンを獲得。38歳にしての2連覇は、史上最年長となる。
■全日本トライアル 最終戦
1位:黒山健一(ヤマハ)
2位:野崎史高(ヤマハ)
3位:小川友幸(ホンダ)
4位:小川毅士(ベータ)
5位:柴田暁(ホンダ)
6位:野本佳章(ベータ)
■ポイントスタンディング
1位:小川友幸(ホンダ)126P
2位:黒山健一(ヤマハ)115P
3位:野崎史高(ヤマハ)112P
4位:小川毅士(ベータ)102P
5位:柴田暁(ホンダ)76P
6位:田中善弘(ベータ)65P