大阪マラソンの4K中継実験、光ファイバー網による画像送信成功

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ケイ・オプティコムがおこなった実証実験
  • ケイ・オプティコムがおこなった実証実験
  • ケーブルテレビ方式の4K放送
  • 地上デジタル方式の4K放送
  • ケイ・オプティコムがおこなった実証実験
  • ケイ・オプティコムがおこなった実証実験
  • ゴール地点を撮影する4Kカメラ
  • エンコーダーの違いによる映像比較もおこなった
  • エンコーダーの違いによる映像比較も行った
 26日開催された大阪マラソン2014。ケイ・オプティコムは、インテックス大阪の会場内で、フィニッシュ地点の様子を4K映像で生中継する実証試験を実施。パブリックビューイングも実施して一般の人が4K映像を体感した。

 今回の実証実験は、2016年開始予定のBSにおける4K試験放送を、同社は光ケーブルサービス『eo光テレビ』においてパススルー方式で提供することを検討しており、そのための検証を進めるためもの。

 昨年の大阪マラソン2013では、H.265/HEVC技術を用いてリアルタイムエンコードした4K映像の伝送に成功した同社、今年はそれを発展させ、撮影した4K映像を放送波に見立てたBSデジタル方式に変調、家庭向け光ファイバー網を使って4K映像を伝送できるのかが確認された。

 会場には、4Kテレビと専用開発のセットボックスが用意され、4Kテレビの画面には多数のランナーが走る様子が映し出されていた。負担の大きい動きのある映像を使い、伝送システムの確認をすることで、今後の課題を洗い出そうという狙い。試験放送が2年後に迫るBSデジタルに加えて、CATV(ケーブルテレビ)や地上デジタルの各方式での検証も合わせて行われていた。

 大阪マラソン2014の会場に用意されたシステムの構成は、ゴール地点を4Kカメラで撮影、その4K映像を、BSデジタルの放送方式に変調、家庭向け光ファイバー網をつかって、会場内パブリックビューイングブースに伝送。

 ブースでは、テレビ用回線終端装置(V-ONU)で受信した映像信号をBSデジタルの方式に復調、専用セットトップボックス(STB)を対応チューナーと見立てて4Kテレビに表示した。

 実証試験の担当者は「フレームレートは、昨年の実証試験でおこなった30Pから、今年は将来の放送方式に合わせた60Pを採用していますので、伝送系統にかかる負担も増えています」と話し、今回の伝送実験を通し、各種変調方式での映像伝送技術や必要ビットレートの確認、FTTH網での伝送品質の確認、エンコーダーおよび各種放送・伝送機材の動作確認などを実施していくという。

ケイオプ、大阪マラソンを4K生中継…パススルー提供へ向けた実証試験

《椿山和雄@RBB TODAY》

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