住友金属鉱山、車載用二次電池ニッケル酸リチウムの生産能力を2.2倍に増強…テスラ モデルS 向け好調

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住友金属鉱山は、車載用二次電池の需要拡大に対応するため、二次電池用正極材料であるニッケル酸リチウムの生産設備を増強すると発表した。

同社は、今後のニッケル酸リチウムの需要拡大に対応するため、磯浦工場(愛媛県新居浜市)などでニッケル酸リチウムの生産設備を増強する。設備投資額は総額約150億円で、新しい製造設備は2015年12月に完成する予定。

これにより同社のニッケル酸リチウムの生産能力は、現在の月産850トンから1850トンと2.2倍に増える。

世界の自動車市場で、電気自動車、ハイブリッド車などの省エネルギー対応車種の販売が急拡大している。電気自動車の普及のためには、長距離走行が可能な車両の開発が求められており、高性能の二次電池の開発が不可欠となっている。

同社は、パナソニックと共同で二次電池用正極材料の一つである高性能のニッケル酸リチウムの開発に成功し、パナソニックに提供してきた。このニッケル酸リチウムを使用したパナソニック製の円筒型リチウムイオン二次電池は、米国の電気自動車メーカーであるテスラモーターズが製造・販売しているプレミアム4ドアセダン『モデルS』に採用されており、需要は今後も増加する見込み。

住友金属鉱山は、ニッケル原料鉱石の製錬から加工までを一貫して手掛けている強みを活かし、二次電池用正極材料の高性能化と安定供給に注力するとしている。
《レスポンス編集部》

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