三菱航空機 MRJ ロールアウト「美しい飛行機は、性能も良い」…歴史と開発風景[動画]

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三菱航空機 MRJ(動画スクリーンショット)
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10月18日、三菱航空機は次世代のリージョナルジェット機「MRJ」のロールアウト式典をおこなった。動画共有サイトYoutubeでは、三菱航空機の歴史から、MRJの開発風景、そして開発に掛ける思いをつづった動画が公開されている。

MRJは、三菱航空機が開発する70~90席クラスの次世代民間旅客機。世界最先端の空力設計技術、騒音解析技術などの適用と、最新鋭エンジンの採用により、約20%燃費低減と騒音・排ガスの削減を実現する。リージョナルジェット機は今後20年で3倍になると言われている旅客機市場の中で、5000機以上の新規需要が期待されている。MRJは「圧倒的な運航経済性と環境適合性により、エアラインの競争力と収益力の向上に大きく貢献する」として、次世代旅客機のベンチマークをめざす。

MRJのチーフエンジニア兼技術本部長で執行役員の岸信夫氏は動画の中で、「モダンでスタイリッシュなMRJの客室は、リージョナルジェットに新しい快適性の基準を、そしてお客様には、新しい快適な飛行体験をもたらすことでしょう」と、MRJならではの快適性をアピール。さらに、「美しい飛行機は、性能も良い。MRJにご期待ください」と締めくくっている。

MRJは、2015年の初飛行、2017年の初号機納入を計画している。


《宮崎壮人》

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