欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループ。同社の2014年世界新車販売が、初めて1000万台の大台に届く見通しとなった。
これは10月10日、フォルクスワーゲングループのクリスティアン・クリングラー営業担当取締役が明らかにしたもの。同取締役は、「一部市場では引き続き困難な状況にある。しかし我々は2014年、年間1000万台の販売に届くチャンスがある」と述べている。
2013年の世界新車販売で首位のトヨタ自動車は、ダイハツと日野を含めたグループ全体で、前年比2%増の998万台を販売。
2位のフォルクスワーゲングループは、前年比5%増の約973万台。また3位のGMは、前年比4%増の971万4652台だった。
年間の世界新車販売で、初の1000万台が視野に入ってきたフォルクスワーゲングループ。同社のクリスティアン・クリングラー営業担当取締役は、「当初の計画を4年前倒しで達成するもの」とコメントしている。