フィアット クライスラー オートモービルズ(FCA)は10月13日、米国ニューヨーク証券取引所に上場した、と発表した。
フィアット クライスラー オートモービルズは10月12日、イタリアの自動車大手のフィアットと、米国の自動車大手のクライスラーグループが統合して誕生した新会社。
クライスラーグループは2009年4月、経営破綻。同年5月、イタリアの自動車大手、フィアットと資本提携を結んだ。その後、フィアットは、クライスラーグループへの出資比率を段階的に引き上げてきた。
そして2014年1月、フィアットがクライスラーグループの全ての株式を取得し、完全子会社化。両社の統合によって、世界第7位の自動車メーカー、フィアット クライスラー オートモービルズが誕生した。
なお、10月13日、フィアット クライスラー オートモービルズは、米国ニューヨーク証券取引所に上場するとともに、同社の取締役会がCEOにセルジオ・マルキオンネ氏の起用を承認した、と発表。
フィアット クライスラー オートモービルズのセルジオ・マルキオンネCEOは、「今日は新たな船出。グローバル自動車メーカー、FCAの始まり」とコメントしている。