JR東日本高崎支社は11月3日、上越線・両毛線の高崎~桐生間で臨時快速『ELシルク両毛』『SLシルク両毛』を運行する。
12系客車5両編成の両端に電気機関車とC61形蒸気機関車(C61 20)を連結し、往路は電気機関車けん引の『ELシルク両毛』、復路はC61 20けん引の『SLシルク両毛』として運行する。桐生駅からのSL列車運転は、44年ぶりとなった2012年以来になる。
停車駅と発着時刻は、『ELシルク両毛』が高崎10時11分発~新前橋10時24分着・10時26分発~前橋10時33分発・10時48分着~伊勢崎11時15分着・11時27分発~岩宿11時46分着・11時53分発~桐生12時02分着。『SLシルク両毛』は桐生12時55分発~岩宿13時03分着・13時18分発~伊勢崎13時35分着・14時16分発~前橋14時35分・14時48分着~新前橋14時54分着・14時56分着~高崎15時08分着になる。
これに伴い高崎支社は、沿線自治体との共同企画「ようこそSL、両毛線へ!~EL・SLシルク両毛に手を振ろう」を実施する。SL列車を出迎えるための専用アイテム「おもてなしフラッグ」を作成し、関係団体などに配布。高崎~桐生間の主な駅に用意するほか、高崎支社ウェブサイトからも入手できるようにする。これ以外にも沿線自治体のキャラクターによる列車の出迎えや見送り、駅での物産販売などのイベントを実施する予定だ。