トヨタ 米国販売、1.7%増の17万台…SUVが好調 9月

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トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は10月1日、9月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は16万7279台。前年同月比は1.7%増と、7か月連続で前年実績を上回った。

トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が、今秋の改良新型投入を控えて、2万8507台にとどまった。前年同月比は10.6%減と、2か月連続のマイナス。2013年に新型を投入した『カローラ』も、11.7%減の2万0530台と、6か月ぶりに減少。『プリウス』も、10.2%減の1万4277台と、4か月連続で減少する。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力の『RAV4』が、前年同月比42.7%増の2万2724台と、9月の新記録。中型SUVの『ハイランダー』は、21.7%増の1万0542台と回復。大型ピックアップトラックの『タンドラ』は、3.7%減の8736台と、3か月ぶりに減少した。

レクサスブランドでは、SUVの『RX』が、前年同月比1.9%減の7453台と、3か月ぶりに減少。『IS』は、12.8%増の3611台と、好調を維持する。『GS』は1592台を売り上げ、前年同月比は29.3%増と3か月連続のプラス。大幅改良を受けた『CT』は、35.1%増の1078台と5か月連続で増加する。

トヨタ自動車の2014年1-9月米国新車販売は、前年同期比5.7%増の179万4788台。米国トヨタ販売のビル・フェイ副社長は、「9月の販売も力強さが続いた。とくに、SUVとクロスオーバー車が支持されている」と述べた。

《森脇稔》

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