バニラエアは、レジャー・リゾート路線のLCC(格安航空会社)にふさわしい、明るくポップな雰囲気の新内装を採用したエアバスA320(JA04VA)の新造機を10月1日から運用開始した。
バニラエアとして4機目の新造機となる機材は、2014年9月26日(現地時間)にフランス・トゥルーズを出発した後、カザフスタンの首都アスタナを経由し、9月28日8時48分に成田国際空港に到着した。
従来の機材と異なる点は、バニラエアの世界観を全面に打ち出した内装。乗客がリラックスして機内での時間を過ごせるように、シート(座席)やカーペットには豊かな海をイメージさせる、落ち着いた深いブルーを採用した。壁や棚には、太陽を連想させる明るいバニライエローをベースに、旅のワクワク感を演出するポップなバニラフラワーを配した。
また、搭乗・降機時には、バニラエアのオリジナル音楽が流れ、レジャー・リゾート旅の気分を盛り上げる。
バニラエアでは、11月2日から東京(成田)~香港線、2015年2月1日から東京(成田)~高雄線に就航する。路線ネットワークの拡大に伴い、今後、同仕様の新造機2機を順次導入する。