オムロン(京都市下京区)は、最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2014」(10月7~11日、幕張メッセ)に出展。同社コア技術である「センシング&コントロール」を中心に、社会的課題を解決する最新オートメーション技術を紹介する。
同社ブースのコンセプトは「We automate!変わりゆく社会に、あたらしいオートメーションを」。産業・社会・生活の各領域で、体験型デモンストレーションや映像展示などを展開する。
社会領域では、安全なクルマ社会の実現に貢献する車載用センサや、橋梁など社会インフラの長寿命化に貢献するための最新のソリューションやキーデバイスを映像やパネル、実機展示で紹介。
同社ブースには、衝突直前警報や雨降り検出、オートライト検出を一体化した「マルチオプティカルセンサ」や、非接触で脈拍を検知し運転中の居眠りや体調不良などを検知する「車載用脈拍センサ」、橋梁の老朽化や異常個所を診断・推定する「構造物モニタリングソリューション」、振動エネルギーを電気に変換し有効利用する世界最高効率の「小型振動発電モジュール」 などが登場する。
また今回、人と機械のあたらしい関係を象徴する、ラリー継続「卓球ロボット」を初展示。この「卓球ロボット」は、対戦相手の体の動きや球の位置情報から、球の軌道や速度を予測し、相手が打ち返しやすい位置と速度を考えて返球、ラリーを継続するという。