関東運輸局、夏季輸送安全総点検の結果を公表…船舶82隻・ターミナル36カ所に是正を指導

船舶 行政

関東運輸局は、旅客航路事業者を対象に実施した「夏季輸送等安全総点検」の結果を発表した。

関東運輸局では、観光や帰省で乗客が増える7月~8月にかけて、旅客輸送の安全促進、事故の未然防止、関係者の安全確保に関する意識高揚を図るため、管内の旅客航路事業者に対して「夏季輸送等安全総点検」を実施した。

点検方法は、全ての事業者が「自主点検」を実施するとともに、一部事業者に対して、運輸局職員による「立入点検」を実施した。

立入点検は37者、船舶82隻、ターミナル36カ所を点検したところ、是正を指導した事業者数は19社だった。船舶、ターミナルにおける最新の運送約款・緊急連絡表などの不掲示や、救命胴衣の着用方法の不掲示、乗組員の安全教育・訓練等の未実施で、是正措置を講じるよう指導した。

《レスポンス編集部》

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