このステーション・モバイルではまた、経路案内情報提供システムの開発もおこなわれている。目的地を定め、その交通機関を組み合わせれば最速のルートかが分かる仕組みだ。この仕組みと、シテ・リブ by Ha:moのアプリとが連携して、10月には本格運用が開始する。今回の取材で見せてもらったのは開発途中のPCのデモ画面だったが、どのステーションでi-ROADを使えば良いのか、それともトラムを使った方が良いのかなど一覧で表示されるようになっていた。交通機関別のルート案内はGoogle Mapsでもおこなっているが、現状フランスでは鉄道やトラムなどの公共交通を利用した案内には対応していない。
シテ・リブ by Ha:moのアプリからステーション・モバイルへのダイレクトリンクも設置されており、利便性にも配慮されている印象を受けた。