ワイヤーハーネス大手がバンコク現地法人設立…東南アジア市場のハブに

【タイ】古河電工グループの古河AS(滋賀県犬上郡甲良町)は9日、ワイヤーハーネスの設計、東南アジア域内の営業・調達統括を担当する100%出資子会社をタイ・バンコクに設立し、7月に業務を開始したと発表した。

エマージング・マーケット 東南アジア

【タイ】古河電工グループの古河AS(滋賀県犬上郡甲良町)は9日、ワイヤーハーネスの設計、東南アジア域内の営業・調達統括を担当する100%出資子会社をタイ・バンコクに設立し、7月に業務を開始したと発表した。

 新会社は「Furukawa Automotive Systems Asia Pacific」(資本金2000万バーツ)。東南アジア市場での顧客の車両設計や購買機能の現地化に対応するため、設計・営業機能をタイに設置し、迅速で質の高いサービスを提供する。調達の統括機能も設置し、設計・営業と一体となった材料現地調達の推進を図るとともに、東南アジア域内における最適部品調達網を構築することで、コスト競争力の強化を図る。

 東南アジア市場の年間自動車生産台数は現在の約400万台から2020年には約600万台に増加すると見込まれる。また、古河電工グループの主要顧客である日系自動車メーカーのシェアが8割を超えることから、最重要市場のひとつとして、体制を強化する。

古河AS、タイに自動車部品の東南アジア統括会社

《newsclip》

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