ピアッジオグループジャパンは9月9日、アプリリアの『トゥオーノ V4R APRC ABS』の日本導入を発表。9月より発売する。このモデルは、既存の トゥオーノ V4R APRC にABSを装備したモデル。価格は182万8000円。
トゥオーノ V4R APRC は、スーパーバイク世界選手権のチャンピオンマシンである、アプリリア『RSV4』のネイキッドモデル。RSV4 の基本性能はそのままに、ライディングポジションをアップライトにし、より幅広いフィールドに対応したモデルだ。
新たに採用されたABSはボッシュ製で、3段階のABSモード選択・解除機能が備わる。ABSユニット装備による重量増は2kgで、装備重量は206kgに抑えられた。
車名の「APRC」とは、「アプリリア・パフォーマンス・ライドコントロール」の略。最高出力106hp/7000rpm、最大トルク98Nm/7500rpmを発生する999cc水冷V型4気筒DOHCエンジンをライドバイワイヤで制御し、3つのエンジンモード選択やトラクションコントロール、ウィリーコントロール、ローンチコントロールのほか、クラッチ操作なしでシフトアップ可能なクイックシフト機能が備わる。
既存の電子制御にABSが装備された事により、トゥオーノ V4R APRC ABS はライダーの安全確保だけではなく、ライディング技術の限界をさらに引き上げるマシンとなっている。
カラーはマットホワイト、ブラックの全2色を設定する。